1999年12月12日 　日本武道館

1999年を締めくくる「第27回全日本空手道選手権大会」が、日本武道館にて開催された。
1900年代最後の日本一を目指し、全流派・会派の意地が激突、まさに“一大空手絵巻”が繰り広げられた。

特に男子組手では、水月晃・森敏浩・国分利人・榎戸哲也・亀剛彦・藤井栄治・松崎沢宣・仁木孝博と、ビッグネームが集結し、日本一の覇権を競った。その中で、水月が「くまもと未来国体」同様、圧倒的な力を見せつけ、連覇を達成。また、女子組手では3年連続準優勝に泣いた藤岡映里が涙の日本一を掴み取った。

男子個人形では、なんと阿部良樹が8連覇。女子個人形では、若井敦子が今年負け知らずの3連覇で、1999年を飾った。
この日本一争奪戦・一代空手史を、ぜひご視聴下さい。 楽しめます！